LangChainのドキュメントのURLが変わっていた

前回書いたLangChain.jsのサンプルプロジェクトの設定と実行を、別PCで試してみたらどうもうまく動かない。

なんでだろうと思って調べると、本家のPython版LangChain、およびLangChain.jsの公式ドキュメントのURLが変わっていたのでメモ。

変更前後のURL

Python版LangChain、JavaScript版LangChain、両方ともドキュメントのドメインが変更されていた。

langchain.com独自ドメインとして、プログラミング言語名をサブドメインにする形になった模様。

JavaScript版のドメインは、2023/3/28の午後の時点で切り替わっていることを確認。

Python版にはリダイレクトが設定されていたが、JavaScript版はリダイレクトも設定されておらず、以下のissueの添付画像のように、崩れた画面が表示されていた。

github.com

この記事を書いている2023/3/31時点では、JavaScript版の旧ページは404になる。また、どうやらページ階層が変わったらしく、単純にドメインを更新後のものに変えただけでは開けないページが多い。

サンプルプロジェクトの修正

前回のサンプルプロジェクト設定で、Python版ドキュメントをダウンロードしているが、ドメインが変更されているため、対応する必要がある。

変更箇所は2つ。

  1. download.shwget 対象URLを、 https://langchain.readthedocs.io/en/latest/ から https://python.langchain.com/en/latest/ に変更
  2. ingest.tsconst directoryPath に設定する文字列を、 langchain.readthedocs.io から python.langchain.com に変更

また、Gitで管理する場合、 .gitignorelangchain.readthedocs.io/ が記載されているので、 python.langchain.com/ も追加しておくといい。

これらの変更で、ドメイン変更前と同様に動くようになった。

振り返り

仕事でまとめたドキュメントのリンクが全滅したので、不貞寝します。