ふと気が付くと、ゴミ箱に「www.gravatar.com__avatar_${英数字32文字}」という名前のファイルが溜まるようになっていた。
ファイル名から察するに、Gravatarが関係しているようだが、Gravatarを使うような設定をした覚えはない。
元の場所を確認すると %USERPROFILE%\AppData\Local\Atlassian\SourceTree\cache\img
で、Sourcetree のバージョンアップが原因かと思い調べると案の定。
対応方法も確認できたのでメモ。
環境
Windows 10 Pro 64bit、Sourcetree v3.6.2。
状況
Sourcetreeを使っていると、いつの間にかゴミ箱に「www.gravatar.com__avatar_」から始まるファイルが溜まっていく。
どうも、Sourcetreeでコミットしようとすると増える模様。
調査と対応
いつのバージョンからかはわからないが、Sourcetreeでコミットなどをする際、アバターのアイコン画像をGravatarからダウンロードするようになっていた。
アカウント削除できないサービスは使いたくないため、Gravatarに登録しておらず、ダウンロードに失敗していたのが原因と思われる。
オプションを開き、全般タブの「Commit Settings」にある、「gravatar.com からアバター画像を読み込む」のチェックを外すと、ゴミ箱へのファイル追加を止めることができた。
下の画像の最下段が対象の項目。
また、ゴミ箱に入る場合と入らない場合があるようで、%LOCALAPPDATA%\Atlassian\SourceTree\cache\img
にも末尾の英数字が異なるファイルが残っていた。気になる場合は別途削除。
振り返り
ふと気づくと、ぽこぽこゴミ箱にファイルが増えていたので、最初はウイルスか何かかと思ってビビった。
なお、Gravatarに登録されているアカウントでSourcetreeを使用した場合の挙動は未確認。
本題とは関係ないが、今回、調査して得られた一番の収穫は、 %USERPROFILE%\AppData\Local
を表す環境変数 %LOCALAPPDATA%
を知ったことかもしれない。
%USERPROFILE%\AppData\Roaming
を表す %APPDATA%
は知っていたけど、Localもあったのね。