ローカルネットワーク内のJira Serverに、問い合わせがあった場合に課題を自動で作成できないか相談された。
Jira CloudならREST APIを叩けばいいが、LAN内だと面倒だと思って調べると、URLリンクから作成できたのでメモ。
参考
- How to create issues using direct HTML links in Jira Server
- 【JIRA】課題(issue)チケットをurlやリンクで作成するメモ - urlパラメータでデフォルト値を設定したり
${JIRA_BASE_URL}/secure/CreateIssueDetails!init.jspa?${OPTIONS}
で作成できる。
現在は非推奨、REST APIを使えとのこと。
URLパラメーター
- プロジェクトID:
pid=...
- プロジェクトIDは、Jiraのプロジェクト > 現在のプロジェクトのリンク部分をブラウザの開発者ツールで見ると、iconurl属性のパラメーターに
pid=...
が付与されているので、それを使用
- プロジェクトIDは、Jiraのプロジェクト > 現在のプロジェクトのリンク部分をブラウザの開発者ツールで見ると、iconurl属性のパラメーターに
- 課題タイプ:
issuetype=...
- 課題タイプIDの確認方法はこちら
- プロジェクト設定を開くと、課題タイプ配下に各課題タイプへのリンクがある。そのhrefが
.../${Jiraプロジェクト名}/issuetypes/...
となっており、末尾の数値が課題タイプのID
- 要約:
summary=...
- 説明:
description=...
- 要約と同様、URLエンコードする
- 優先度:
priority=
- 未設定だと最高となる。中は3
- 報告者:
reporter=
- Jiraのアカウント名、必須
- ドキュメントを見るとメールアドレスも有効のようだが、試したところエラーになった
- JQLで使える
currentUser()
は使えない
- Jiraのアカウント名、必須
- 担当者:
assignee=
- reporterと同様だが、こちらは任意
- ラベル:
labels=
- ドキュメントにはないが、設定可能
報告者や担当者を都度設定したい場合、報告者を未設定にしておくと、「報告者が必要です」エラーとなり、その他の情報が設定された課題作成画面が開くので、そこで個別に設定して課題作成可能。
振り返り
問い合わせがあった時には担当者へメールしていたため、上記パラメーターを設定したURLを記載することで、半自動ではあるが課題作成ができるようになった。